ニキビ・肌荒れの原因は野菜不足にある？

ニキビ・肌荒れの原因は様々で一口には言えませんが、野菜不足によって発生していることは多いと言えます。

野菜は肌を正常に保つ多くの栄養素を含んでおり、また野菜が多く含む食物繊維も回り回って肌にポジティブな影響を与えます。そのため、野菜が不足すると肌荒れリスクが大きく増加することは間違いありません。

野菜に多く含まれる栄養素の中で肌との関連性が特に強いのは、ビタミンAとビタミンCです。正確には、ビタミンAに必要に応じて変換されるベータカロテンが緑黄色野菜には豊富に含まれています。

ビタミンAは粘膜や皮膚の健康を保つ働きがあり、これが極端に不足すると粘膜の炎症が発生したり、夜盲症が起きたりします。ビタミンCは説明するまでもなく、肌の調子を整えるのに最重要な栄養素です。

またコラーゲン繊維の合成にも必要な栄養素ですので、ビタミンCが不足すると単に肌が荒れるだけでなく、肌内部の土台となるコラーゲン繊維の供給も滞り、肌がでこぼこになってしまう原因にもなります。

また、野菜には食物繊維も多く含まれます。食物繊維が不足すると便秘になりやすくなるのですが、この便秘が肌には非常によくないのです。

腸内に長時間滞留した便秘の便は雑菌が異常繁殖し、不潔なだけでなく雑菌が生成した毒素が腸壁の血管に吸収され、各所に運ばれて様々な悪影響を与えます。特に肌荒れという形で肌に被害がもたらされることが多いと言います。