野菜不足がカリウム不足を招きむくみになやすい？

野菜に多く含まれる栄養素の中で重要な物と言えばやはりビタミン類ですが、カリウムも人体にとって非常に重要な役割を担っており、不足するとむくみなどの症状を招きます。

カリウムは水分の調節作用が強いミネラルです。カリウムを十分摂取していると、体内の水分保持量によって適切に水分を排出しようと利尿作用が働きます。

また筋肉の周りに滞留したリンパ液などの回収も促すため、不要になった古い体液などをしっかりと集め、それを排出するのに役立つと言うわけです。

カリウムが不足すると当然ながらこの働きが衰え、むくみが発生することとなります。注意が必要なのは、カリウムは単に利用作用によってむくみを解消しているだけではなく、古いリンパ液を集めて排出しているのです。そのため、トイレに意識的に頻繁にいくよう心がけてもむくみが解消するわけではありません。

カリウムは様々な食材に含まれているミネラルですが、特に野菜や果物に多く含まれる物が多数あることで知られています。

そのため野菜や果物をほとんど食べないと言う人は、カリウム不足に陥るリスクが高いと言えます。そうなると中々解消しないむくみに悩まされることとなり、不快な思いをすることになります。

カリウムは野菜だけでなく果物にも多く含まれます。特にバナナやリンゴと言った誰もが好きなものにも多く含まれるため、果物を利用すると摂取しやすいでしょう。