野菜不足になると現れる症状

現代人の野菜不足は深刻だと言われているものの、野菜が不足することで何が引き起こされるかを自覚しているのは少ないのが現状ではないでしょうか。

 

肌荒れ

 

女性であれば野菜不足よりも肌荒れのほうが深刻な悩みになりがちです。が、その肌荒れを引き起こしているのが野菜不足！

 

野菜に含まれているビタミン、特にビタミンB2は人間の細胞作りに関わっています。ビタミンB2が不足して細胞の質や生産量が低下すると、人間の一番表層部分すなわち肌に影響が出るのです。これがいわゆる肌荒れなんですね。

 

ストレス

 

人間は外的刺激＝ストレスを感じることがある生き物です。脳がストレスを察知するとホルモンを分泌し、そのホルモンが全身に行き渡り、ストレスの影響が全身に出ます。

 

ビタミン類が不足するとストレスを感じやすくなるため、ストレス→ホルモン分泌→全身にストレスの影響という流れが頻繁になり、慢性的なストレスを抱えることになります。

 

そして、ストレスは不眠・疲労感・食欲不振・頭痛・腹痛・吐き気など体調不良に繋がっていくのです。

 

血流悪化

 

動脈硬化という言葉を聞いたことはないでしょうか。2種類ある血管の動脈のほうの壁が厚くなって細くなる上に弾力がなくなるという症状です。

 

平たく言うと血管が細くもろくなる老化現象なのですが……野菜が不足すると年齢に関係なくこの動脈硬化が起こる可能性が高まります。

 

高血圧化

 

適度な塩分は食べ物を美味しくしてくれますよね。しかし、塩分は体にとっては毒なので溜め込むわけにはいきません。

 

野菜が足りているとカリウムと呼ばれる塩分排出効果のある栄養素も足りていて心配は無用。ですが、足りていないとカリウムも不足し、塩分が排出されず血圧が上がってしまいます。

 

ざっと挙げただけでも野菜不足はこんなにも不調を引き起こすのだとおわかりいただけたでしょうか。できる限り野菜を摂取する生活を、どうしても不足するようならサプリメントや野菜ジュースで補う生活を、心掛けましょう。