子どもの野菜嫌い対策

子供の偏食は現代日本におけるひとつのテーマです。

 

ジャンクフードが浸透している米国では子供の肥満や偏食が社会問題となっていますが、欧米化が進む現代日本も他人事では済まされません。

 

子供の偏食、特に野菜を食べないことに悩むお母さんがたのために偏食対策を簡単にではありますがまとめます。

 

小さくする

 

大きいから食べない、食べようとしないというケースがあります。みじん切り、もしくは、フードプロセッサーで細かくし、さらに、挽き肉に混ぜてハンバーグやキーマカレーにしてみてください。

 

細かくした上に他の何かに混ぜることで野菜の苦みが気にならなくなります。お子さんの好物に混ぜると野菜が混ざっているとは気づきにくいものです。また、味噌汁やスープに投入するとやわらかくなってより食べやすくなります。

 

フライにする

 

揚げ物好きで野菜嫌いのお子さんならフライにするのが有効です。火を通すことで甘みが出るため、生食よりも食べやすくなります。ただし、フライにするということは油を使うということですからそのぶんカロリーが増えてしまうのがネックです。

 

ジュースで摂取する

 

どんなに工夫をしてもどうしても食べないというお子さんはいます。そういうケースでも野菜ジュースであればほぼ飲んでくれます。果汁を混ぜて甘くするのがポイントです。少量のハチミツやオリゴ糖を混ぜても良いのですが甘くし過ぎないようにしてください。

 

子供の偏食に悩むあまり思い詰めてしまうお母さんもいるそうです。お気持ちはよくわかります。しかしながら、あまり悩まずに主食だけはしっかり食べさせるのもひとつの作戦です。

 

成長期の子供に野菜の栄養は確かに必要ですが主食さえ摂取できていればある程度の栄養は摂取できます。何より、ピリピリしているお母さんよりもニコニコしているお母さんの存在がお子さんには必要なはずです。