野菜不足になりやすい現代人

3食きちんと食べない。食べたとしてもコンビニ弁当・冷凍食品・ファミレスのメニューなど手軽に食べられる物ばかり。そうではない人もいる一方、現代人の食生活は慢性的な野菜不足におちいっています。

 

食べ物が貴重だった時代は遠い昔のこととなり、いつでもどこでも食べ物が買えるようになったため、食べたい物を食べたいだけ食べるのが当然になってしまっているんですね。これでは、野菜好きでもない限り野菜を積極的に食べようとしなくてもあたりまえだと言えます。

 

野菜の栄養が不足すると

 

野菜を食べなくてもすぐには異変が出ないかもしれません。が、体に必要な栄養が不足すると体の表面である肌部分に真っ先に影響が出ます。この影響がいわゆる肌荒れで、それでもなお野菜が不足すると肌荒れは慢性的なものとなります。

 

そして、体の異変は表面的なものにとどまらず全身に出るようになります。ストレスを感じやすくなり、ストレスの慢性化で頭痛や腹痛や倦怠感が出るようになり、果てには、動脈硬化や高血圧など本来は一定年齢以上に達すると見舞われるような症状でも若くして見舞われることになります。一言で言うと、野菜不足は健康をむしばむのです。

 

解消するなら野菜ジュースか青汁どっち?

 

野菜不足の解消のために何か補助ドリンクをと考えた場合、すぐに思いつくのは野菜ジュースと青汁です。では、このどちらがより有効でしょうか。もちろんそれぞれの組成によりますが、基本的に青汁の方が有効な場合が多いでしょう。

 

野菜の中でも特に栄養効果が高いのは色の濃い緑黄色野菜です。緑黄色野菜は他の野菜も多く含むビタミンCなどはもちろん、他の野菜が含まないベータカロテンも豊富に含んでいます。ベータカロテンはプロビタミンAとかビタミンA前駆体などと呼ばれるもので、必要に応じてビタミンAへと変換される栄養素です。

 

ビタミンAは重要な栄養素ですが、一方で脂溶性ビタミンだけに摂りすぎると過剰症もあり、特に妊娠中の女性にとっては子供の奇形率を上げるという恐ろしい過剰症があるため積極的に摂りづらいものです。

 

しかしベータカロテンは不足した分だけビタミンAに変換されるため、ベータカロテン自体はいくら摂っても過剰症が発現しません。そのため非常に重宝される栄養素です。

 

青汁はその素材に、少なくともメインとなる素材は色の濃い緑黄色野菜である菜の物が用いられます。野菜ジュースは素材が様々ですが、飲み口をよくするために果物が多く使われることが多いのでは無いでしょうか。

 

結局、使われている素材によるのですが、間違いなく緑黄色野菜が豊富に使われている青汁のほうが高い栄養素が保証されていると言うことはできます。

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